井上眼科は大阪府藤井寺市にある新しい眼科です。ICL手術も行っていますが、実際はどうなのか気になりますよね?
地域密着の小規模眼科は情報が少ないので分かりづらいのが本音でしょう。
今回はいのうえ眼科の特徴をICLを中心にわかりやすく紹介します。
いのうえ眼科のICL費用
レンズ種類 | 料金(税込) |
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ICL乱視なし | 660,000円 |
ICL乱視あり | 770,000円 |
ICL治療は自由診療のみ、予約制のため受付或いは電話での予約が必要となります。
※検査費用:手術代に含む
いのうえ眼科の院長
いのうえ眼科の医院長である井上智之氏は眼科医として四半世紀の実績があります。
その間大学の助教や講師、そして住友病院眼科と多根記念眼科病院では部長として勤務の後、いのうえ眼科を開業しました。
専門である白内障手術と角膜移植術は勿論、網膜硝子体疾患や緑内障等々でも最新の医療を実践を続けています。
2020年いのうえ眼科を開業
いのうえ眼科は2021年3月にICL治療の手術認定施設となり、4月に開業1周年を迎えています。
医院長は日本眼科学会、日本眼感染症学会そして日本角膜学会に所属するなど日々技術と知識の向上を心がける一方、開設したブログで日常診療での気づきや季節特有の発症や流行の傾向などの情報を発信。
2010年に厚生労働省の承認を得たICLですが、いのうえ眼科は安心して治療を任せられるクリニックの1つだと言えるでしょう。
・大阪大学大学院 医学系研究科 博士課程修了
・トロント大学 博士研究員、大阪大学 助教、住友病院 眼科部長、愛媛大学 講師、多根記念眼科病院 診療部長を歴任
・2020年4月「いのうえ眼科」開業
ICLの治療法と特長
ICL治療はドライアイの原因になりにくいという特徴があります。ICL治療は目の中にレンズを挿入することで、視力を矯正する足し算による治療法です。
挿入するレンズは生体適合性の高いコラマー素材でできており、自然と眼の中に馴染みます。
レンズは虹彩の下側の、水晶体との隙間に小さく折りたたんで設置されます。またICL治療においては、取り外して元に戻せることができるため安心といえます。
ICL療法のレンズは究極の柔らかい素材のため、眼の中に対して約3ミリメートルの非常に小さな切開での挿入が可能。
切開が小さいため手術時間もしくは回復がとても早いことも特長です。
手術は点眼麻酔を行うため基本的に痛みもありません。手術時間は通常20〜30分程で終了します。
術後のリスクについて
安全で確立された治療法がICL治療の特長といえますが、多少のリスクがもあるといのうえ眼科は提言します。
過矯正、低矯正
術後目標の度数に関して過矯正または低矯正となる、度数ずれになることへの注意喚起を行っています。
この眼科では度数ずれを防止するため必ず術前に、正確な屈折の度数を計算するためのより細かい検査を実施しています。
ただICL治療の良い点はレンズの入れ替えが可能なため、術後に生じた低矯正及び過矯正においても対応できます。
ハロー・グレア
また術後夜間において、ハローとグレアという見え方の異現象が生じることもあります。
ただし同じ屈折矯正手術のレーシックに比べれば格段にリスクは小さくなっています。
白内障
そして確率は1.5パーセントと非常に低くなりますが術後のダメージが原因で、水晶体が白濁し白内障を生じることがあります。
この眼科において重度の白内障が生じた場合は、速やかに白濁した水晶体を摘出し眼内レンズに交換する手術を責任を持ち実施します。
ICL治療と術後の注意点
いのうえ眼科におけるICL治療の流れですが、両眼同じ日に日帰りで行うため入院する必要はありません。
強い照明を手術で使用し、点眼による麻酔を行うため、車の運転はできません。家族や友人などに同伴してもらうか公共交通機関を利用しましょう。
なお術後数日は、傷口の炎症による不快感を感じることがあるため、点眼薬及び内服薬が処方されるので医師の指示に従って服用します。
翌日には眼の状態を確認するための検査がありますので、必ず都合をつけて受けてください。
眼の中の異物感やゴロゴロ感がない理由は、レンズは基本的にインプラント後において眼の中で動くことが起きないためです。
いのうえ眼科の詳細データ
住所 | 大阪府藤井寺市野中4-16-32 野中クリニックビル2階 |
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アクセス | 近鉄南大阪線「古市」駅下車西へ徒歩15分 |
診療時間 |
9:00~12:30、16:00~18:00 ※14:00~16:00は手術・検査・診療 |
休診日 | 火曜、祝日、日曜午後 |
駐車場 | あり |