現在の癌治療は、外科療法、化学(抗癌剤)療法、放射線療法の標準治療に加え、複数の治療法が補完されて、統合医療的に行われています。
最近では標準治療の副作用も様々な努力で軽減され、更に免疫療法、免疫チェックポイント療法、遺伝子治療なども利用できるようになっています。
しかし、まだ種々の治療を組み合わせるためのシステムが十分でないところがあり、各種の治療作用の間に隙間ができていて、補完・代替医療のための補完が必要になっているのです。
当クリニックでは、治療方法の組み合わせを合理的に行うために、患者様の個人差を考慮し、遺伝子治療を基本にして種々の組み合わせ(癌遺伝子統合的治療)、治療効果を上げる努力をしています。

人間の身体を癌から守るために、白血球による免疫機能と、p53などによる癌抑制遺伝子の働きがあります。

統合的な癌治療として、免疫療法がよく知られていますが、リンパ球表面のアンテナであるPD1に対して、癌細胞はPD-L1というアンテナを出し、リンパ球の攻撃を回避しています。この結合を開くのが、オプジーボです。免疫療法では、この結合が解除されていないと効果が出ません。それを解除する薬としてオプジーボが利用されています。ただし、オプジーボの使用疾患は限られています。実は、この鍵は癌抑制遺伝子p53の働きで産生されなくなるので、基本的にp53が活性化すれば、PD-L1は低下し、リンパ球の働きが高まります。

癌抑制遺伝子p53は癌細胞が成長する過程で、癌細胞に抑えこまれてしまいます。このため癌が発生すると、自力で癌を治すことが難しくなります。この状態に対し、癌遺伝子統合的治療では、外部からp53を含めた癌抑制遺伝子を点滴で投与します。さらに、癌抑制遺伝子の点滴と並行して、自分の体内にある癌抑制遺伝子を高めるため、独自の調合によって組み合わせた内服薬、サプリメントを毎日服用して、癌細胞を死滅させます。

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